ミドリセツブンソウ(緑節分草)(仮称)Shibateranthis pinnatifida f.(学名未定) |
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草丈5〜15cmの多年草。 セツブンソウの品種で、萼片が緑化(先祖返り)したもの。 セツブンソウの群落の中に稀に見られる。 本州(関東地方以西) 落葉広葉樹林の林下、林縁 2006年3月12日 埼玉県秩父 アップ 同 上 これまでかなりの個体数のセツブンソウを見てきたが、白以外の花は見たことがなかった。 その日は、緑化タイプだけでなく黄花タイプも何株か見られた。 花弁状の萼片が先祖返りして緑化する現象は、ミドリニリンソウがよく知られているが、セツブンソウにもあることを初めて知った。 この花の花期としては遅めの時期、いつもなら盛期は過ぎたと訪れない時期であったが故に出会えたのだろうか。それとも、今年は冬の寒さが厳しかったのが影響しているのだろうか。(緑化品は寒い地方の方が多くなる) 緑化が固定しているかどうかわからないが、学名も付けられていないので、ひとまずミドリセツブンソウ(仮称)としておく。 同じ科の仲間の花 |