ノカラマツ(野唐松)

Thalictrum simplex var. brevpes


ノカラマツ

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 カラマツソウ属

  • 特徴

  •  草丈60〜120cmの多年草。
     アキカラマツに似るが、茎は枝分かれしない。
     葉は1−2回3出複葉である。葉の長さは幅より広い。
     花は黄緑色、花序はあまり広がらず、花糸は糸状で、そう果は2〜6個。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  日当たりいい草地

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1995年7月2日 茨城県水海道市
     中・花 2013年6月10日 埼玉県さいたま市
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  特徴にも書いた通り、全体の姿はアキカラマツによく似ている。
     アキカラマツは山野にごく普通であるのに対し、本種は草原に生える大陸性の種で、草原の減少・荒廃とともに減少している。
     これらの写真は、昔の関東平野の姿が残されている茨城県や埼玉県の河川敷で撮影したが、こんな場所はあまり多くない。

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花

葉