- 科名・属名
: キンポウゲ科 トリカブト属
- 特徴
: 草丈80〜150cmの多年草。茎は直立するかやや湾曲する。葉は厚く、掌状に5つに中裂する。葉の脈上や葉柄に曲がった毛がある。
花序はやや円錐状の散房状につく。花冠は青紫色で、花柄、花の外側には曲がった毛がある。雄しべは毛がある。
- 分布・生育地
: 本州中部以北〜北海道 林内、林縁、草原
- 花期
: 7〜9月
- 撮影場所・月日
: 1990年8月26日 北海道小樽市
- 撮影記
:
他のトリカブト類に比べて小葉が大きく、違いが一見してわかる。
林縁や沢沿いなどに多く、この写真は小樽の海岸にピレオギク(イワギク)を見に行った際、近くの林縁に咲いていた。草原では直立して咲くものの、林下では写真のように斜上することが多い。
同じ科の仲間の花
|