レンゲショウマ(蓮華升麻)

Anemonopsis macrophylla


レンゲショウマ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 レンゲショウマ属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの多年草。
     根元から出る葉や茎の下部の葉は2〜4回3出複葉で、小葉は3つに浅く裂け、あらい鋸歯がある。
     花は茎の先に数個〜十数個、下向きで淡紅紫色の花をつけ、花弁の先は濃色を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  本州(福島〜奈良県の主に太平洋側)
     山地の落葉樹林の林下

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年8月18日 東京都三頭山
     拡大写真あり(上の写真をクリック)
     花 1979年8月15日 山梨県北岳山麓

  • 撮影記

  •  淡い紫色の花がなんとも言えず高貴な感じがして、写真を始めた頃から撮りたい花の一つであった。
     富成さんの「秋の花」に南アルプス広河原と出ており、北岳に出かけたとき注意していたら登山道際で咲いているのを見つけた。想像していた通りの美しい花でしばし見とれた。
     和名は花の形をハスの花に例えて蓮華でショウマはサラシナショウマ(晒菜升麻)に葉が似ていることから付けられている。
     1属1種で日本特産である。

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花