シコクフクジュソウ(四国福寿草)

Adonis shikokuensis


シコクフクジュソウ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 フクジュソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜30cmの多年草。
     葉は互生し、3〜4回羽状に細かく分裂する。葉裏は無毛で、長い葉柄があり、茎は中空。
     花は茎頂に1〜数個個上向きにつき、黄色で径3〜4cm。花弁は10〜20個、萼片は花弁の長さと等しいか、または短い。
     集合果は小さく、球形でそう果の毛は短い。

  • 分布・生育地

  •  四国、九州  山地林下

  • 花期
  • : 2〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年3月22日 徳島県三好市
     中・花側面   同 上
     下左・葉、下右・茎   同 上

  • 撮影記

  •  暖冬のため早春の花の開花が早く、例年なら問題ないのだが今年は少し遅いかもと花仲間に言われた。
     山間を走る車の窓から見える山肌は、まだ春の訪れを感じさせる雰囲気はない。
     遅いどころか早すぎるのではと心配したが、かなり奥地に入った斜面に、黄色の塊が点々と見えた時はホッとした。
     萼片は花弁の長さと等しいか、または短い点はフクジュソウに似ているが、葉裏が無毛なこと、茎が中空であることなどが異なる。

    茎断面

    同じ科の仲間の花
花側面

葉