フクジュソウ(福寿草)

Adonis amurensis


フクジュソウ1

  • 科名・属名 : キンポウゲ科 フクジュソウ属
     注.APG分類では、学名(A. ramosa)

  • 特徴 :
     草丈15〜30cmの多年草。
     根茎は盤根状、黒褐色で多数のひげ根を横に出す。
     茎は太く直立し、開花時には10〜15cm、生育につれて伸びる。
     葉は互生し、根生葉はなく、菱形で3〜4回羽状に細裂し、終裂片は披針形で先は鋭尖形。ほとんど無毛か、裏面に疎らな毛がある。長い葉柄がある。
     花は枝先に1〜4個つき、黄金色で径3〜4cm。花茎は太く、毛がある。花弁は9〜13(〜20)個、長楕円形〜倒卵形、長さ1.8〜3.2cm。萼片は5〜7(〜10)個、長楕円形〜倒卵形、長さ1.5〜2.5cm、紫〜黒紫色、無毛であるが基部に毛を散生することもある。
     果実(集合果)は大きく、亜球形〜楕円形、緑色で長さ1.2〜2cm、幅1.2〜1.7cm。痩果は40〜80個、密に毛が生える。

  • 分布・生育地 :
     北海道、本州 (国外:日本固有)
     温帯の落葉樹林の林下や林縁

  • 花期 :   3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1984年3月18日  埼玉県秩父
     中上・全体2 1985年3月13日    同  上
     中中・群落 1980年3月30日  三重県藤原岳
     (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花1 1981年3月15日  埼玉県秩父
     左下・花2 1991年4月14日  北海道札幌市
     右下・葉 1979年4月15日  三重県藤原岳

  • 撮影記 :
     福寿草のおめでたい名前から正月に鉢植えの栽培品をよく見かける。野生のものは、関東あたりの自生地では2月末頃から咲き始める。
     石灰岩地帯に多く、関東では秩父に有名な自生地があって花シーズンのスタートとして出かけると、花仲間ともよく顔をあわせた。皆思いは同じだ。
     休日前に雪が降った時は、雪とのツーショットを狙い何度もチャレンジした。
     ただ、雪は少なすぎても積もりすぎても絵にするには難しく、イメージ通りのカットはなかなか撮れない。
     北海道では郊外のちょっとした雑木林にも生えているが、本州では南へ行くほど産地が限定されてくる。
     その中で、三重県藤原岳は中腹より上の林下に素晴らしい群落が広がっていて感動した。
     現在、以前は1種だったフクジュソウも、キタミフクジュソウ、ミチノクフクジュソウシコクフクジュソウに分かれ、まだ全種の撮影は完了していない。

  • 葉

    同じ科の仲間の花
フクジュソウ2

フクジュソウ3(群落)

花1

花2