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- 科名・属名 : キンポウウゲ科 トリカブト属
- 特徴 :
草丈0.5〜3mのつる性多年草。
アズマレイジンソウの変種。
茎は湾曲して長く伸び、地面を這ったり、上部が蔓状になる。
根出葉は花時も生存し、葉身は腎円形、長さ5〜16cm、幅6〜19cm。5〜7中裂し、裂片には粗い鋸歯がある。
花は総状花序になって3〜15個ほどつき、淡紅紫色、長さ2〜3cm。花柄には屈毛が生える。
果実(袋果)は直立し、長さ1〜1.5cm。
- 分布・生育地 :
本州(東北〜中部地方の日本海側多雪地) (国外:日本固有) 温帯林の林内、林縁
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2020年9月6日 長野県戸隠 中上・全体2、以下全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
以前から日本海側に大型でつる性になるアズマレイジンソウがあることは知っていたが、別種とされてはいなかった。
しかも、長野県戸隠で花は見たものの、絵になる株がなくて撮影しなかったので、変種として発表されたことを知った時はまずかったと反省した。
そこで、今度はこの花を目的に以前見かけた戸隠に出かけた。
今回、注意してみると地面を這ったりしたり、先が蔓状になったこの花が、思っていた以上に多数咲いていた。
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