チチブシロカネソウ(秩父白金草)Enemion raddeanum |
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キンポウゲ科 チチブシロカネソウ属 草丈20〜35cmの多年草。 根出葉は1回3出複葉で花茎の基部に根出葉はない。茎の上の方に茎葉をつけ、茎葉は1〜2回3出複葉で、茎葉の下の葉は柄があり対生、上の葉は3枚が輪生し分裂する。 花は斜上した花茎の先に3〜5個上向きにつき、径約1.2cm。花弁は白色で5個。 本州(長野県以東)の所々 温帯〜亜寒帯の林下に稀(石灰岩地等) 2008年5月4日 群馬県藤岡市 中 1995年5月4日 長野県諏訪郡 下・花 2008年5月4日 群馬県藤岡市 シロカネソウの名がついているもののシロカネソウ属ではなく、チチブシロカネソウ属という日本ではこの花しかない属である。 石灰岩地や蛇紋岩地に分布しているが多いものではない。 この花も長野県の石灰岩のある山でシナノコザクラを撮影に行った際、近くの枯れ沢に咲いていた。 2008年、群馬県で出会った群落は、これまで見たポツポツ生えるというこの花のイメージを一転させるほどの大群落だった。 林下一面に広がる群落は、遠くから見ても白く見えるほどで、いつまでもこのままであって欲しいと願わざるにはいられなかった。 同じ科の仲間の花 |
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