ヤクシマカラマツ(屋久島唐松)

Thalictrum filamentosum var. yakusimense


ヤクシマカラマツ1

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 カラマツソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜15cmの多年草。
     ミヤマカラマツの変種で、全体に小型で、葉は3小葉からなり基部は円形。
     花は小数つき、淡紅色を帯び、径5〜8mm。

  • 分布・生育地

  •  屋久島(固有) 林縁

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年8月26日 鹿児島県屋久島
     中、下  同 上

  • 撮影記

  •  線香花火のように薄紫色の花糸がまばらについた花だった。予想より控え目で小さいなと思った。
     屋久島の山は急峻なものが多く登るのは大変であるが、期待に違わず多くの花との出会いが楽しめる。
     山頂を極めようとすると結構ハードな山行となり道端の花を愛でる余裕はないが、途中で引き返すつもりなら目立たない小さな花も見逃すことはないだろう。

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ヤクシマカラマツ2

花アップ