ヤマキツネノボタン(山狐の牡丹)

Ranunculus silerifolius var. silerifolius


ヤマキツネノボタン

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 キンポウゲ属

  • 特徴

  •  草丈20〜50cmの多年草。
     キツネノボタンによく似ていて、花や葉、そう果などは変わりはない。
     違いは、キツネノボタンの茎が無毛であるのに対し、茎に斜上する毛が生えることであるが、分けない考え方もある。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  やや山間部の湿った所

  • 花期
  • : 5〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年5月30日 徳島県那賀郡
     中・そう果、下・茎   同 上

  • 撮影記

  •  同定の際参考にしている「日本の野生植物」(平凡社刊)ではキツネノボタンと同種とされているが、別種の説をとった。
     徳島県の山道脇で水が染み出すような湿った場所に、この花が咲いていた。
     以前にもこの花を撮影していたが、肝心の茎の毛やそう果の違いがわかるように撮影した。
     一番下の写真で、茎にわずかに斜上毛が生えているのがわかる。

    同じ科の仲間の花
そう果

茎