ヤチトリカブト(谷地鳥兜)

Aconitum senanense var. paludicola


ヤチトリカブト

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 トリカブト属

  • 特徴

  •  草丈70〜150cmの多年草。
     茎の先はよく伸び、高山帯では散房花序に標高の低いところでは円錐状花序になる。
     ホソバトリカブトに似るが、花柄と萼に開出毛が生える。

  • 分布・生育地

  •  本州中部
     高山帯の草原や亜高山帯のやや湿った所

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年9月4日 長野県上高地

  • 撮影記

  •  トリカブト属を整理していてこの花が未撮影なのに気がつき、この花があるという上高地に出かけた。
     この年は季節の進みが早く心配だったが、悪い予想は当たるもので、歩き出してすぐに見つけた花は、円錐状の花序にならず垂れ下がっていた。
     それでも花柄には開出毛が生え本種とわかったが、特徴をよく現した写真にならなかった。

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