ユキワリイチゲ(雪割一華)

Anemone keiskeana


ユキワリイチゲ1

  • 科名・属名 : キンポウゲ科 イチリンソウ属

  • 特徴 :
     草丈15〜40cmの多年草。
     根茎は円柱形、分枝して水平に伸び、先端に冬芽をつける。
     根出葉は1〜3個、3深裂し、裂片は卵状菱形〜広卵状菱形、長さ1.5〜7.5cm、幅0.7〜5cm。先の縁は浅く羽状に切れ込み、表面は濃緑色で白斑と伏毛があり、裏面は紫色。葉柄は長さ7〜30cm。茎葉は3枚輪生し欠刻があり、無毛。
     花は茎頂に1個、淡紅紫色で径2〜4cm。萼片は12〜22個、狭楕円形〜狭倒卵状楕円形、長さ12〜23mm、幅2.5〜5mm、背面に伏毛がある。雄しべは長さ5〜7mm、葯は黄色。
     果実(痩果)は楕円状、長さ約6mm、毛が密生する。

  • 分布・生育地 :
     本州(近畿地方以西)〜九州 (国外:日本固有)
     雑木林や竹林などの林下

  • 花期 :   1〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2003年3月27日  島根県出雲市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中上・全体2    同  上
     中下・花1 1987年3月15日  兵庫県氷上郡
     左下・花2 2003年3月27日  島根県出雲市
     右下・葉 2017年3月31日    同  上

  • 撮影記 :
     春3月、日差しだけは強くなってきているがまだ吹く風は冷たい。そんな日差しを独り占めするかのようにこの花が咲いている。
     西日本だけに分布し花シーズンの幕開けを告げてくれる花である。東日本ではセツブンソウであるが。
     曇っていたり温度が低かったりすると全開しないので、この花を撮影する時は天候が気になる。
     全体の写真は島根県での撮影であるが、花弁のように見える萼片の数は変化が多いが、ここの花は特に数が多い。

  • 葉

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ユキワリイチゲ2

花1

花2