ケナシサタソウ(毛無佐多草)

Peperomia japonica f. okinawensis


ケナシサタソウ

  • 科名・属名
  • : コショウ科 サダソウ属
     注.オキナワスナゴショウ(Peperomia okinawensis)として独立種の考えもあり。

  • 特徴

  •  草丈15〜45cmの多年草。
     基本種サダソウが茎や葉に短毛が生えるのに対し、本種は全株無毛で葉の表面に光沢がある。

  • 分布・生育地

  •  九州(南部)、沖縄島 石灰岩上

  • 花期
  • : 2〜4月?

  • 撮影月日・場所

  •  2006年12月2日 沖縄県北大東島

  • 撮影記

  •  初めて訪れた大東諸島は、思ったより開発が進んでいて、平地のほとんどがサトウキビ畑になっていた。
     島の固有種は、湿地や隆起石灰岩の岩壁などにわずかに残されているだけだった。
     ある林下で、目的の一つのこの花を見つけた。
     毛のないサダソウといった感じであったが、残念ながら花期ではなかった。

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