サダソウ(佐多草)

Peperomia jaonica


サダソウ

  • 科名・属名
  • : コショウ科 サダソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     茎は叢生し、円柱状で節があり、上部で分枝する。
     葉は輪生し、倒卵状楕円形で長さ1〜4.5cm。多肉質で、先は鈍頭、短い毛が生える。
     花は細長く、帯緑色で長さ2〜4cm円柱状の花穂となる。花被はなく、極小さくて、花粉は白色。
     果実は小型の液果で乾燥し、表面に多数の小粒点がある。

  • 分布・生育地

  •  四国・九州〜沖縄 海岸の岩場

  • 花期
  • : 2〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年3月5日 沖縄県沖縄島
     アップ 1994年3月20日 鹿児島県奄美大島
     下・葉 2006年12月23日 沖縄県国頭郡

  • 撮影記

  •  四国以西の海岸近くの岩場に見られるが、沖縄では山地の隆起さんご礁の岩場などでも見かけた。
     日本のコショウ科の仲間は、フウトウカズラと小笠原にあるタイヨウフウトウカズラの3種だけである。
     いずれも穂状の花穂に目立たない花をつけるが、フウトウカズラの花が垂れ下がって咲くのに対し、この花は花穂を上に伸ばして咲く。
     和名の由来は鹿児島県の佐多岬からきているが、読み方はサタではなくサダになっている。
     その後、大東諸島でケナシサタソウを見た。違いは葉に毛がないこととであるが、本種の葉の毛については確認したことがなかった。
     そのつもりでいたところ、再び沖縄で出会ったので葉に注意したところ、下の写真のように確かに短い毛が生え、触るとザラザラしていた。

    同じ科の仲間の花
花アップ

葉アップ