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- 科名・属名 :
クロウメモドキ科 クマヤナギ属
- 特徴 :
つる性の落葉低木。
葉は互生し、卵形〜卵状楕円形で長さ2.5〜6cm。先は円頭で側脈は7〜8対、全縁で無毛、上面は緑色で裏面は少し灰白色。葉柄は長さ1〜1.5cm。
花は枝先に長さ5〜15cmの大きな円錐花序となり、黄緑色で萼裂片は5個、長三角形で長さ1〜1.5mm、花弁は5個で萼裂片より短い。
果実(核果)は円筒形で尖頭、長さ約5mm。
- 分布・生育地 :
九州(奄美大島以南)〜沖縄 (国外:日本固有) 山地林縁
- 花期 : 5〜7月?
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2013年6月26日 沖縄県国頭郡 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花序、左下・花 同 上 右下・葉 2020年6月13日 同 上
- 撮影記 :
沖縄島北部、やんばるの林下を走る林道、道端に咲いていたリュウキュウコンテリギを見つけ一生懸命撮影した。
同行した沖縄の花仲間は、この花には目もくれず、反対側の道端にかがみこんで小さな花を調べていた。
何の花かと確認すると、目を凝らして見ないと判らないような小さな花を咲かせた本種だった。
聞いたこともない花だったが、帰って調べるとクマヤナギの変種として記載されていた。
和名の由来である長実の果実も撮影したいと思っているが、そうでなくとも目立たない花で見つけきれていない。
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