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- 科名・属名 : クスノキ科 クロモジ属
- 特徴 :
高さ2〜5mの落葉低木。
クロモジの変種で、基本種の葉の長さが5〜10cmであるのに対し、本種では12〜13cmと大きく、葉裏の脈に沿って淡黄色の軟毛が生えるのが特徴である。
分布も下記に記しているように、クロモジの太平洋側に対し、主に日本海側に分布する点も異なる。
ただ、関東や中部地方など、両者の分布域の境では中間型もあるようで、はっきり区別はできない。
- 分布・生育地 :
北海道(渡島半島)、本州(東北地方、日本海側) (国外:日本固有) 山地
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年6月4日 長野県白馬山麓 中上・全体2 2018年3月31日 島根県出雲市 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・雄花序1 2012年5月17日 山形県羽黒山 中下・雄花序2 2018年3月31日 島根県出雲市 左下・雄花 2017年4月25日 新潟県岩船郡 右上・葉(表)、右下・葉(裏)下 同 上
- 撮影記 :
基本種のクロモジの変種とは、葉が大きく、分布も日本海側に偏しているのが相違とされている。
ただ、花の時期には何度か撮影したが、その時期は葉がまだ伸びきっていないため、葉の大きさが大きいかどうかは自分では確認できていない。
また、分布域の接点では中間型もあるように記されている。
従って、撮影場所を基本に同定したが、葉の時期にも撮影し違いを確認したい。また、果実も撮影したいものだ。
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