アコウ(赤榕)

Ficus subpisocarpa


アコウ

  • 科名・属名 : クワ科 イチジク属

  • 特徴 :
  •  高さ10〜20mになる常緑高木
     幹の周囲から気根を垂らす。
     葉は互生し枝先に束生、楕円形〜長楕円形で長さ8〜15cm、幅4〜8cm。先は短く尖り、基部は円形、全縁、両面無毛、側脈は6〜8対。葉柄は長さ4〜6cm。葉は3〜4月頃一斉に落葉する。
     雌雄同株で葉腋や葉痕の脇に1〜3個の花嚢をつけ、1つの花嚢に雄花、雌花、中えい花がある。花嚢はやや平たい球形で径約8mm、花嚢の柄は2〜5mm。
     果嚢(痩果)は径約1cm、熟すと白色で紅色を帯びる。

  • 分布・生育地 :
  •  本州(紀伊半島)四国、九州、沖縄
     海岸近くの林内

  • 花期 :   5月?(1年中?)

  • 撮影月日・場所 :

  •  2014年9月4日  沖縄県西表島
     中・花(果)嚢    同  上
     (注.中は拡大写真あり。写真をクリック)
     下左以下全て    同  上

  • 撮影記 :

  •  本州(紀伊半島南部)〜沖縄にかけて沿海地の林内に生える常緑高木で、花嚢を直接枝に付けるという面白い樹である。
     図鑑の記述を見ると5月頃花をつけ8月頃に熟すと記されていたが、沖縄では年中花(果)嚢をつけているのを見ることができる。
     沖縄(八重山列島)にはよく似たオオバアコウという葉がやや大きく花嚢がやや小さい種があるが、側脈の数が本種では6〜8対と少ないのが相違点である。

    葉

    同じ科の仲間の花
花(果)嚢1

花(果)嚢2