シマグワ(島桑)

Morus australis



  • 科名・属名 : クワ科 クワ属
     注.ヤマグワと同種とする場合は(M.ausutralis)が学名となる。

  • 特徴 :
     高さ3〜10mになる落葉低木〜高木。
     葉は互生し、卵形〜広卵形で長さ8〜18cm。先は尖り、基部は円形〜浅い心形、縁には先の円い鋸歯がある。質は厚く、両面無毛。
     雌雄異株まらに同株で、雄花雌花とも葉腋からでる花序につき花弁はない。雄花序は円筒形で長さ約2cm、幅約5mm、雌花序は球形または楕円形で長さ4〜6mm、幅約5mm。花柱は長さ2〜2.5mmで、1〜1.5mmの柄があり、柱頭は2裂する。
     果実(集合果)は楕円形で長さ1〜1.5cm、赤色〜黒紫色に熟す。

  • 分布・生育地 :
     九州(南部)〜沖縄  山地

  • 花期 :  5〜6月?

  • 撮影月日・場所 :
     2007年2月16日  沖縄県石垣島
     下・雄花 2005年12月4日  沖縄県与那国島

  • 撮影記 :
     ヤマグワと同一種として整理している図鑑も多いが、葉の厚さや毛の有無、鋸歯の形など形態が異なることで別種とする考え方があり、ここではそれに従った。
     分布域は九州南部から沖縄(台湾〜オーストラリア)と南方系の木であるが、全体に高木が多いうえに花も目立たないので、他に目立つ花の多い南西諸島では撮る機会も少ない。
     図鑑では花は5〜6月に咲くとされているが、この写真はいずれも冬に撮影した。いつ咲くのかはよくわからない。

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