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- 科名・属名 : マメ科 ヌスビトハギ属
注.APG分類では、属名(Desmodium)はシバハギ属
- 特徴 :
草丈30〜100cmの多年草。帰化。
茎は直立または斜上し、無毛あるいは鉤毛がある。
葉は3小葉からなり、小葉は狭卵形〜卵形で、長さ4〜10cm、幅1〜3cm。先は鋭頭で基部は切形。側小葉は頂小葉よりやや小さい。
托葉は早落性で茎を抱かない。
花は茎頂に円錐花序、上部の葉腋に総状花序につき、花は紅紫色で長さ6〜8mm。
果実(節果)は扁平で、3〜5個の小節果からなる。
- 分布・生育地 :
帰化(北アメリカ原産) (国外:世界に広く帰化) 空地、道端、草地
- 花期 : 9〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年9月17日 兵庫県相生市 中上・全体2、中下花1 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・果実(節果) 2022年10月16日 東京都八王子市 右下・葉 同 上
- 撮影記 :
帰化のヌスビトハギで、図鑑では分布は関東地方以西となっていたが、これまで見たことはなかった。ただ、最近では関東でもよく見られるようになった。かなり増えているようだ。
初めて出会ったのは兵庫県で、バス停まで戻る途中鮮やかなピンク色のヌスビトハギに出会い、これが噂の本種だとすぐにわかった。
ヌスビトハギに比べると色鮮やかで美しい花に、普段なら申し訳程度にしか写さない帰化種を、何カットも撮影してしまった。
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