ヌスビトハギ(盗人萩)

Desmodium podocarpum subsp. oxyphyllum


ヌスビトハギ

  • 科名・属名
  • : マメ科 ヌスビトハギ属

  • 特徴

  •  草丈60〜120cmの多年草。
     茎の基部はやや木質化する。
     葉は茎全体につき、3小葉からなり、頂小葉は卵形〜長卵形で長さ4〜8cm、幅2.5〜4cm。中央部から下が最も幅が広い。側小葉はやや小さい。
     花は茎頂や上部の葉腋にややまばらにつき、花冠は淡紅色で長さ3〜4mm。
     果実(節果)は普通2小節果からなる。

  • 分布・生育地

  •  日本全土
     平地から山地の草地、林縁、道端

  • 花期
  • :  7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年8月26日  長野県大町市
     中・花 2014年8月20日  岩手県花巻市
     左下・葉 2007年10月20日  神奈川県秦野市
     右下・果実 2005年9月4日  東京都高尾山

  • 撮影記

  •  秋の山道を歩くと知らない間に服に付き、後で取るのに苦労する三角形の実のほうが、花よりもずっとよく知られている。
     この花にはよく似た仲間が何種類かあり、今回改めて同定しなおしたが、葉や茎の毛の有無、葉の付き方など、同定は非常に難しい。
     この花の特徴は、頂小葉の幅の一番広い部分が葉の基部近くにあり(左下の写真)、中央部分やそれより上部が最も広いマルバヌスビトハギ、葉が下のほうにまとまってつくケヤブハギなどのよく似た仲間との違いである。

    果実

    同じ科の仲間の花
花

葉