エゾオヤマノエンドウ(蝦夷御山の豌豆)Oxytropisjaponica var. sericea |
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高さ約10cm程度の小低木。 茎は地を這って伸び、長さ5〜10cm。茎や葉、花序には白い軟毛が多く、全体に白っぽく見える。 葉は奇数羽状複葉で、小葉は9〜15個つき、狭卵形で長さ3〜8mm。表面には軟毛が散生する。 花は茎の先に2個つき、花冠は蝶形で青紫色、長さ17〜20mm。 豆果は狭卵形で長さ2〜4cm。 北海道 高山の礫地 1980年7月29日 北海道大雪山 中 1979年7月19日 同 上 下・豆果 1980年7月28日 同 上 本州の高山に生えるオヤマノエンドウの仲間で北海道の高山に生え、全体に白い絹毛が多くて小葉がやや小さい。 草のように見えるが小さな木で、大雪山の礫地、過酷な環境に強風を避けるように地表に張り付き、大きな花を咲かせていた。 花期は割合に早く、登山シーズンに訪れると、花も見られるが同時に大きな莢の果実(下の写真)のほうが目に付く。 同じ科の仲間の花 |
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