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 - 科名・属名 : マメ科 ササゲ属
  
 - 特徴 :
  茎の長さ5m以上になるつる性の多年草。 
 茎は匍匐して広がり、無毛。 
 葉は3小葉からなり、小葉は卵形〜広卵形、長さ3〜6cm、幅2〜4cm。先は鈍く尖り、基部は広いくさび形、全縁、表面は光沢がある。托葉は狭卵形、長さ約1mm、鋭頭。 
 葉は葉腋から長さ2〜10cmの偽総状花序をだし、長柄の先に4〜十数花をつける。花は黄色で長さ15〜18mm、旗弁は左右同形で、竜骨弁の先端は鈍形でねじれない。花柱の先はやや嘴状に伸びる。小苞は卵形、長さ約1mmで早落性。 
 果実(豆果)は線状楕円形で、長さ3〜6cm。黒褐色〜緑褐色に熟し、5〜6個の種子が入る。種子は楕円形、褐色〜黒色〜黄灰色、長さ5.5〜7mm、幅4.5〜5.5mm、厚さ4〜5.5mm。  
 - 分布・生育地 :
  九州(屋久島以南)〜沖縄、小笠原 (国外:世界の熱帯域に広く生育)  海岸の砂浜  
 - 花期 :   4〜11月(冬は少ないがほぼ1年中)
  
 - 撮影月日・場所 :
  上・全体1 2019年5月11日  沖縄県西表島  中上・全体2、以下全て(中下の果実を除き)    同  上  (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)  中下・果実(豆果) 2004年10月1日    同  上  
 - 撮影記 :
 
 海岸の砂浜の上を覆うように広がり、春から晩秋まで黄色の可愛いが見られる。 
 南の島の砂浜にはグンバイヒルガオも見られ、混生していることも多い。 
 白い砂浜とグンバイヒルガオのピンク、黄色のこの花を見ていると、南の島に来たなと実感する  
 
  
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