イワオウギ(岩黄耆)

Hedysarum vicioides subsp. japonicum


イワオウギ

  • 科名・属名
  • : マメ科 イワオウギ属

  • 特徴

  •  草丈20〜80cmの多年草。
     葉は奇数羽状複葉で、11〜25個の小葉からなる。小葉は狭卵形〜狭楕円形で長さ1〜3cm、幅0.4〜1cm。先は円形で、裏面に白い軟毛がある。
     花は総状花序となり、10〜30個つく。花は黄白色で長さ1.4〜2cm。萼の側裂片は三角形で、長さは筒部の2分の1以下。
     節果は広線形で長さ2〜4cm。2〜4個の小節果からなる。無毛。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     高山の礫地草原、北地の草原

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年7月24日 長野県八ケ岳
     アップ 2005年9月3日 山梨県北岳

  • 撮影記

  •  中部地方以北の高山に登ると、まずこの花に会えることが多い。高山植物の種類の限られた富士山でもよく見られる。
     花の時期はタイツリオウギによく似ているが、果実(豆果)の時期になると、下の写真のように節果と呼ばれる薄い莢が節ごとにくびれるのではっきりわかる。
     マメ科の仲間は、この果実が同定の決め手となることが多く、花の時期と果実の時期と2度撮影に出かける必要がある。花と実が同時に見られれば最高であるが。

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