コシナガワハギ(小品川萩)

Melilotus indicus


コシナガワハギ

  • 科名・属名 : マメ科 シナガワハギ属

  • 特徴 :
     茎は直立し、基部から分枝し、全体無毛。
     葉は互生、3小葉からなる羽状複葉で、小葉は倒卵形〜長楕円形、長さ1〜2.5cm、幅0.4〜1cm。縁には鋸歯がある。托葉は針形〜狭三角形で、幅2mm。
     花は葉腋から長さ1〜3cmの総状花序となり、密に小さな花をつける。黄色の蝶形花は長さ2〜3mm。小花柄は長さ0.5〜1mm。萼は長さ1〜1.5mm。
     果実(豆果)は卵形、長さ1.5〜3mm、表面に網状脈があり、網目状にやや凹む。

  • 分布・生育地 :
     帰化(ヨーロッパ〜地中海沿岸原産)(日本全土に帰化) (国外:世界の温帯域に広く帰化)
     荒地、海岸の草地

  • 花期 :   4〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2010年3月18日  沖縄県宮古島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花序    同  上
     左下・花 2019年5月13日  沖縄県石垣島
     右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     コ(小)と名前がつくように、大きいものは2mにもなるシナガワハギに比べると、全体にかなり小振りだ。
     ただ、シナガワハギも小さいものもあり、違いは花の長さが2〜3mmと4〜7mmあるシナガワハギより短いことである。
     南の島の海岸端の荒地には多く、春〜初夏にかけてよく見かける。

  • 葉

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花序

花