クスダマツメクサ(薬玉詰草)

Trifolium campestre


クスダマツメクサ1


  • 科名・属名 : マメ科 シャジクソウ属

  • 特徴 :
     草丈5〜30cmの1年草。帰化。
     茎は直立するか匍匐し、長軟毛があるが後に無毛になるものもある。
     葉は羽状の3小葉からなり、小葉は倒卵形で長さ8〜15mm、幅5〜8mm。先は鈍形〜やや凹形、中部より先に鋸歯がある。茎の中部に着く葉の葉柄は、小葉より長いか同じで、頂小葉の小葉柄は側小葉の小葉柄より長い。葉柄基部に托葉があり、互生する。
     花序は茎頂に穂状となり、卵円形で長さ1〜1.5cm、普通50〜60花が密につく。小花柄は長さ0.5〜1mm、上向きで後に反曲する。花は蝶形花、花弁は鮮黄色で後に褐色に変わり、長さ3.5〜6mm。花弁の脈は凹み、しわになる。旗弁は開花期にやや膨らみ、菱状倒卵形、幅2.5〜4mm、縁は鋸歯状となる。花は受粉すると下を向き花弁が大きくなる。萼裂片は針形、長さは不揃いで、側裂片は萼筒より長い。
     果実(豆果)は楕円形で長さ2〜3mm、先端に花柱が嘴状に残る。

  • 分布・生育地 :
     帰化(ヨーロッパ、アフリカ、西アジア原産)(日本全土に帰化) (国外:アメリカ、オーストラリア、アジアに帰化)  海岸、空地、道端

  • 花期 :  5〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2005年5月22日  東京都日野市
     中上・全体2 2008年6月8日    同  上
     中中・全体3 2014年5月31日  神奈川県川崎市
     (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花 2014年5月31日    同  上
     左下・果実 2018年7月18日  長野県北安曇郡
     右上・葉 2014年5月31日  神奈川県川崎市
     右下・托葉 2008年6月8日  東京都日野市

  • 撮影記 :
     図鑑を見るとこの仲間はシャジクソウを除き全て帰化で、しかもよく似た花ばかりである。
     この花は花が50〜60個と多数つき、花序も長く、花弁の脈が凹み、茎の中部につく葉の葉柄が小葉より長いなどで同定したが、その場でよく確認しておかないと判断に困ることがある。
     多摩川では堤防際の河川敷に群生しているのをよく見かける。

  • 葉

    托葉

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クスダマツメクサ2

クスダマツメクサ2

花

果実(豆果)