メドハギ(蓍萩)

Lespedeza cuneata


メドハギ

  • 科名・属名
  • : マメ科 ハギ属

  • 特徴

  •  草丈60〜100cmになる多年草。
     茎は直立してよく分枝し、木質化する。
     葉は3小葉からなり、倒卵形〜線形で長さ0.7〜2.5cm、幅2〜4mm。茎に密集してつく。
     花は葉腋に2〜4個つき、淡黄色で旗弁には紅紫色の斑点があり、長さ6〜7mm。閉鎖花も葉腋に数個着く。
     果実は扁平な卵形で、圧毛が散生し、長さ3〜4mm。

  • 分布・生育地

  •  日本全土
     日当たりのいい草地、荒地、川原など

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年9月21日 東京都日野市
     中・花  同 上
     下・K実 2007年10月8日  同 上

  • 撮影記

  •  占いには竹で作った筮竹を使うが、昔はこの茎を筮竹の代わりに使ったとのことで和名がつけられている。
     夏から秋にか、川原や土手な、草地などでよく見る花で、この写真も近くの多摩川の河川敷で撮影した。
     ここには、よく似たシベリアメドハギがあるので探したが、花の時期には出会えず果実になってから見つけた。
     違いはがくの脈と果実の毛で、この花の毛は、下の写真のようにややまばらである。

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花アップ

節果