ムラサキツメクサ(紫詰草)Trifolium pratense |
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草丈30〜60cmの多年草。帰化。 茎は直立し、開出した褐色の毛がある。 葉は3小葉からなり、小葉は下部のものは広倒卵形、上部のものは楕円形で長さ2〜4cm。表面に淡緑色のV字形の斑紋があるものが多い。 花は総状花序になり、30〜70個が集まって球状になる。花は紅紫色〜淡紅色で、長さ1.3〜1.5cm。 別名 アカツメクサ 白い花を咲かせるものがあり、 シロバナアカツメクサ(f. albiflorum)という。 帰化(ヨーロッパ原産) 日本全土 平地の道端、荒地 2004年5月9日 栃木県渡良瀬遊水地 アップ 2006年7月1日 東京都日野市 白花 2007年9月1日 長野県佐久市 最下? 2008年5月18日 栃木県矢板市 シロツメクサなどとともに、平地の道端、荒地、河原などに群生している。 この花も帰化種で、明治初期に牧草として渡来したものが帰化したとのことである。 花の下にすぐ葉が1対つくのですぐに本種とわかる。色のせいか優しい感じがする。 長野県の田の畦で白花を見つけた。見慣れた花であるが、白い色のせいか別の花のような感じがした。 この花は、花のすぐ下に一対の葉が付くことが大きな特徴の一つとなっている。よく似たタチオランダゲンゲは葉がない。 2008年、栃木県の道端で花のすぐ下に葉のないムラサキツメクサを見つけた。(一番下の写真)探していたタチオランダゲンゲだと、喜んで撮影した。 しかし、花茎に毛は多いし、葉にも白斑があるなど、葉がない以外はムラサキツメクサそのものだ。 よくわからないまま本種の1タイプとしてアップするが、何か他の種との雑種だろうか。 同じ科の仲間の花 |
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