タチオランダゲンゲ(立和蘭蓮華)

Trifolium hybridum


タチオランダゲンゲ

  • 科名・属名
  • : マメ科 シャジクソウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。帰化。
     茎は直立または斜上し、若いときは軟毛がある。
     葉は3小葉からなり、小葉は倒卵形〜楕円形で、長さ1〜4cm、幅0.5〜2cm。
     花は球形の花序となり、白色後に淡紅色になり、径1.5〜3cm。萼裂片は針形〜狭卵形でほぼ同長。

  • 分布・生育地

  •  帰化(ヨーロッパ、アフリカ、西アジア原産)
     道端、空地、草地

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年8月22日 北海道石狩郡
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  ムラサキツメクサによく似た感じで、花のすぐ下に葉がないのがこの花で、群落を見かけるたびに探していたが行き当たらなかった。
     北海道である花を撮影し空港へ戻る途中、道端の空地にノラニンジンの咲いているのを見つけ車を止めた。
     細かく裂けたノラニンジンの面白い苞葉を撮影していると、視線の先にムラサキツメクサのような花が目に入った。いつものようにチェックすると、花の下に葉がない、探していたこの花だ。
     偶然立ち寄った道端での思いがけない出会いに、帰化植物とはいえ嬉しくなった。

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花