サクヤアカササゲ(咲也赤棒)Vigna vexillata |
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つる性の多年草。 葉は3小葉からなる奇数羽状複葉で、小葉は楕円形。両面に長い毛が密に生える。 花は葉腋から長い柄を出し、先端に総状に1〜2個つき、蝶形で淡赤紫色、径1〜2cm。2個の竜骨弁は合着して筒状になり、先端はくちばし状になってややねじれる。 豆果は線形で、長さ6〜8cm。長い毛が密生する。 アカササゲに似るが、花や果実が小さく、小葉の形も異なる。 沖縄 隆起石灰岩上 2010年6月27日 沖縄県 中・花、下左・豆果、下右・葉 同 上 その花は、隆起珊瑚礁の岩場、隙間に隠れるように咲いていた。第一印象はアカササゲより小さく花柄がやけに長いことだった。 数年前、長崎県でアカササゲを見て以来、よく似たこの花に出会いたい気持ちが強まり、沖縄訪れる度探していた。 しかし、かってあったという場所では見かけることはなく、半分あきらめかけていたのだ。 アカササゲ同様、午前中は鮮やかなピンク色をしているが、午後になると色褪せる花で、前日の咲いたような黄ばんだ花も見られた。 沖縄の真夏、海岸の暑さは言葉では言い尽くせない。撮影中したり落ちる汗を拭き拭きの撮影となった。 同じ科の仲間の花 |
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