ツノクサネム(角草合歓)

Sebania cannabia


ツノクサネム

  • 科名・属名
  • : マメ科 ツノクサネム属

  • 特徴

  •  草丈1〜3mの木本状の1年草。帰化。
     茎はt直立し無毛。
     葉は偶数羽状複葉で長さ10〜30cm、小葉は長楕円形で15〜25対つき、長楕円形で1〜2.5cm。
     花は総状花序で2〜6個つき、花冠は黄色。
     豆果は線形で長さ15〜10cm。

  • 分布・生育地

  •  帰化(オーストラリア原産)
     沖縄 道端、荒地

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年10月3日 沖縄県西表島

  • 撮影記

  •  普段は車で通り過ぎる林道、たまに歩いてみるといろいろな花が目に付き、中には見たこともない花にも出会う。
     クサネムによく似た黄色の花、帰化植物と見当はついたものの名前は思い当たらなかった。
     全草を撮影した後フィルムを入れ替え、いざ花のアップをと構え直すと花がない。「アレッ」と思ったら、初めて同行したある学者の手にしっかりと収まっていた。言葉も出なかった。
     帰ってからいろいろ調べ、やっと緑肥用に持ち込まれたというこの花と同定したが、アメリカツノクサネムというよく似た花があり、その花かもしれない。

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