ツルフジバカマ(蔓藤袴)

Vicia amoena


ツルフジバカマ1

  • 科名・属名 : マメ科 ソラマメ属

  • 特徴 :
     長さ2mにもなるつる性の多年草。
     葉は長さ15cmになり、先は分枝する巻きひげになる。小葉は互生し、羽状複葉で10〜16個あり、葉身は狭卵形〜長楕円形、長さ1.5〜3.5cm、幅0.4〜1.1cm。両面に密〜疎らに白い軟毛があり、乾くと赤褐色になる。托葉は大きく、粗く裂ける。
     花は一方に偏って総状花序で長さ4〜15cmになり、蝶形、紅紫色で長さ12〜15mm。萼の長さは不揃いで、背軸側の1片は他より長く、萼筒よりやや短い。
     果実(豆果)は狭楕円形、長さ2〜2.5cm、幅5〜6mm。無毛で3〜5個の種子が入る。種子は楕円形、暗褐色で長さ約3mm。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国、モンゴル、ロシア(極東))
     草原、道端

  • 花期 :   8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1994年9月4日  熊本県阿蘇
     中上・全体2 2018年8月31日  神奈川県箱根
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花序 1994年9月4日  熊本県阿蘇
     左下・花 2018年8月31日  神奈川県箱根
     右下・小葉 2014年9月13日  熊本県阿蘇

  • 撮影記 :
     クサフジに比べると咲き出しが遅く、夏から秋にかけて見かけることが多い。
     花もやや淡い色で、一回り大きく、比べると違いははっきりするが、野山では並んで咲いていてはくれない。
     マメ科ではこの仲間のほかヌスビトハギの仲間もみなよく似ていてわかりにくい花が多い。同定しにくい花は自分なりの検索表を作って持ち歩こうと思っているのだが・・・。

  • 小葉

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ツルフジバカマ2

花序

花