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- 科名・属名 : ミカン科 ミヤマシキミ属
- 特徴 :
高さ30〜100cmの常緑低木。
茎の下部は地上を這い、先は斜上する。
葉は倒披針状長楕円形、長さ4〜6cm、幅1〜2.5cmと全般的に少し小さ目。先は短く尖り、基部はくさび形、全縁、両面無毛。
花は枝先に散房状の円錐花序を作って多数つき、径約1cm、花弁は白色で4個、長楕円形。
果実(核果)は球形で赤熟する。
別名 ツルミヤマシキミ
- 分布・生育地 :
北海道、本州(東北、中部地方以西の日本海側)、四国、九州 (国外:サハリン、南千島) 林下、本州の太平洋側や四国、九州では山地上部の林下
- 花期 : 4〜5月月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2003年6月29日 長野県下高井郡 中・全体2 2003年5月24日 長野県戸隠 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 同 上
- 撮影記 :
中の写真(クリックで拡大)が良く特徴を現しているが、茎の下部が地上を這い、その後斜上しその先に花をつける。
この姿をミヤマシキミの這った姿になぞらえ和名が付けられている。
基本的に日本海側の植物で、この写真も長野県北部の林下で撮影した。四国や九州では高い山の林下でしか見られない。
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