 
  
   | 
 
 
 - 科名・属名 : ミズキ科 ハナイカダ属
  (注.APG分類ではハナイカダ科(HELWINGIACEAE))  
 - 特徴 :
  高さ1〜2mの落葉低木。 
 幹は叢生し、上部で多数枝分れする。 
 葉は互生し、被針状長楕円形で、長さ5〜18cm、幅2〜8cm。先は長鋭尖頭、表面に光沢があり、側脈は4〜6対で下部に突出し、縁は短い芒状になる低鋸歯縁。托葉は糸状で長さ1〜3cm、葉柄は長さ2〜7cm。 
 花は雌雄別株で、葉表面の中脈上につき、淡緑色で雄花は数個ずつ、雌花は普通1個(時に2〜3個)つく。花は径4〜5mm、花弁は三角状卵形で3〜4個。雄花の雄しべは3〜4個、雌花の花柱の柱頭は3〜4裂する。 
 果実(液果)は扁球形で、径7〜11mm、紫黒色に熟す。  
 - 分布・生育地 :
  九州(奄美大島以南)〜沖縄 (国外:中国(浙江・安徽省)、台湾)  山地林下  
 - 花期 : 1〜5月?
  
 - 撮影月日・場所 :
  上・全体1 1997年10月25日  鹿児島県奄美大島  (上は拡大写真あり、写真をクリック)  中上・雄花 2006年12月23日  沖縄県名護市  中下・雌花 2019年4月2日  沖縄県国頭郡  左下・果実 2023年7月19日  鹿児島県奄美大島  右下・葉 2019年4月2日  沖縄県国頭郡  
 - 撮影記 :
 
 本土に分布しているハナイカダの亜種で、奄美大島以南に分布している。 
 違いは、葉の幅が狭く、光沢があることとされている。 
 ネット上で調べると、花期を1〜5月としているものが多いが、私が花を撮影したのは10月と12月もあった。 
 南方の花は、結構花期とは違う時期でも花をつけていることが多いので、偶然が続いたのかもしれないが・・・。  
 
  
同じ科の仲間の花
 
  
 
 |