コブシ(辛夷)

Magnolia praecocissima


コブシ1


  • 科名・属名 : モクレン科 モクレン属
     注.APG分類では学名(M. kobus)

  • 特徴 :
     高さ5〜18mの落葉高木。
     葉は互生し、倒卵形〜広倒卵形で長さ6〜15cm、幅3〜4cm。先は短く尖り、基部はくさび形、全縁。質は洋紙質で裏面は淡緑色、脈上に少し毛がある。葉柄は1〜1.5cm
     花は葉の展開前に枝先に開花し、径7〜10cm、花弁は6個、白色で基部は紅色を帯び、長さ5〜6cm。外側の萼片は3個で小さく毛がある。雄しべ、雌しべは多数ある。花は芳香があり、花の下に小さな葉が1個つく。
     果実(袋果の集まった集合果)は長楕円形で長さ7〜10cm。秋に熟すと裂開し赤色の種子がぶら下がる。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:韓国(済州島)
     山地、丘陵地

  • 花期 :  3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2015年3月23日  神奈川県川崎市
     中上・花2 2023年4月20日  長野県北佐久郡
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中中・花1 2015年3月23日  神奈川県川崎市
     中下・花2 2016年3月22日    同  上
     左下・果実(集合果) 2023年9月26日  東京都八王子市
     右上・花弁下の葉 2016年3月22日  神奈川県川崎市
     右下・葉 2023年9月26日  東京都八王子市

  • 撮影記 :
     千昌夫の「北国の春」にある「コブシ咲くあの丘北国の・・・」の歌詞で、一般の人は北国の花のイメージが強いような気がする。
     しかし、分布的には九州まで見られ、また山地だけでなく丘陵地でも花が見られる。
     多摩丘陵でも春先、10m以上の高さのある大木に白い花を一杯に咲かせている光景をよく目にする。
     よく似たタムシバとの違いは、この花の花弁のすぐ下に小さな葉が1個つくことや萼片に毛があることで、花がないときでも葉の裏側が淡緑色で白色を帯びないことで見分けられる。

  • 花弁下の葉

    葉

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コブシ2

花1



花2

果実(集合果)