コブシモドキ(辛夷擬)

Magnolia pseudokobus


コブシモドキ

  • 科名・属名 : モクレン科 モクレン属

  • 特徴 :
     高さ10〜15mの落葉高木。
     葉は互生し、倒卵形〜広倒卵形で長さ13〜18cm、幅7.5〜10.5cm。葉柄は0.6〜1.8cm。
     花は葉の展開前に開花し、径10〜15cmと大きく、花弁は6個、白色で基部は紅色を帯びる。
     3倍体で結実しない。

  • 分布・生育地 :
     四国(徳島県)  山地(時に平地)

  • 花期 :  3〜4月

  • 撮影月日・場所 :
     2013年3月23日  徳島県
     下・花    同  上

  • 撮影記 :
     直近のレッドデータブックで野生絶滅(EW)と記されているように、現在、自生状態で生育しているものは発見されていない。
     この写真は自生株から採取され、徳島県で植栽されている唯一の個体で、野生状態の株がないので止むを得ず載せた。
     花は葉の展開する前に咲きコブシに似ているが、写真でもわかるように花は(葉も)はるかに大きく、花の重みで枝も折れそうだった。

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花