コモウセンゴケ(小毛氈苔)

Drosera spathulata


コモウセンゴケ1

  • 科名・属名

  •  モウセンゴケ科 モウセンゴケ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの多年草。食虫植物。
     モウセンゴケによく似ているが、全体に小さい。
     根出葉は広倒卵形で長さ2〜4cm、幅2.5〜3.5mm。表面には紅色の長腺毛があり、基部はクサビ形。
     花は総状に数個〜十数個つき、花序の先は巻き、片側に花をつける。花冠は淡紅色で直径約1〜1.5cm。
     花柱は3個で先は2深裂する。
     花が白いものがあり、
     ●シロバナコモウセンゴケ(f.chionantha)という。

  • 分布・生育地

  •  本州(宮城県以南)〜沖縄
     日当たりのいい酸性の湿地

  • 花期
  • : 6〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年5月2日 沖縄県国頭村
     中 1984年7月29日 千葉県成東湿原
     白花 2004年7月12日 沖縄県西表島

  • 撮影記

  •  関東で見かける花は、基本種のピンク色であるが、西日本では白い花を咲かせるシロバナコモウセンゴケという品種が普通である。
     沖縄島では、赤花と白花がすぐ近くで咲いていた。

     食虫植物で有名な千葉の湿原は、いついっても何か花が見られる良い観察地である。ただ、さすがに盛夏の頃はさすがに花も少ない。
     朝からうだるような晴天の暑い日、しかも午前中でないとこの花の開花には出会えない。
     草の間に隠れるように咲いている小さな花、身を低くしそっと草を掻き分けて撮影していると、吹き出す汗で全身がびっしょりになる。

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コモウセンゴケ2

シロバナコモウセンゴケ