エゾハマツメクサ(蝦夷浜爪草)

Sagina maxima f. crassicaulis


エゾハマツメクサ1

  • 科名・属名 : ナデシコ科 ツメクサ属

  • 特徴 :
     草丈5〜25cmの1年草または多年草。
     茎は太く、葉は線形で厚く幅広い。花弁は白色で5個。
     ハマツメクサの品種で、萼や小花柄が無毛。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(北部) (国外:ロシア(極東地域)、北アメリカ(西部)
     海岸の岩場、岩礫地

  • 花期 :  5〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1990年6月23日  北海道根室市
     中・全体2、下・花    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     ハマツメクサは全国に分布しているが、北海道では南西部に分布しているだけだ。それ以外では、萼片や小花柄に毛のない本種がロシア極東地方にかけて分布している。
     ハマツメクサと分けない考え方もあるが、「日本の野生植物」(平凡社刊)では品種扱いしているので、ここでもそれに従った。

  • 同じ科の仲間の花
エゾハマツメクサ2

花