エゾイワツメクサ(蝦夷岩爪草)

Stellaria pterosperma


エゾイワツメクサ

  • 科名・属名
  • : ナデシコ科 ハコベ属

  • 特徴

  •  草丈10cmの多年草。
     茎は株状で下部から枝をわける。葉はやや厚くて硬く、長さ1〜2cm、基部から中部まで縁に毛がある。
     花は白色で1〜3個、種子の縁に翼がある。
     イワツメクサによく似ているが、葉が厚いことや縁毛、種子の翼などが異なる。

  • 分布・生育地

  •  北海道(大雪山系) 高山の砂礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1981年7月28日 北海道大雪山

  • 撮影記

  •  高山に生えるイワツメクサの仲間はみなよく似ている。違いは図鑑には書いてあるものの、正直覚えきれない。
     あまり難しく考えず、大雪山系にはこの花しかないので、大雪山でイワツメクサを見たら、本種としていい。
     大雪山の砂礫地では比較的よく見かける。

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