カラフトホソバハコベ(樺太細葉繁縷)

Stellaria graminea


カラフトホソバハコベ1

  • 科名・属名 : ナデシコ科 ハコベ属

  • 特徴 :
     草丈20〜50cmの多年草。帰化。
     根元でよく分枝し、他のもたれかかって伸びる。茎には4稜がある。
     葉は対生し、広線形で長さ4cm程度。
     花は茎頂や葉腋から花柄をだし、20〜40個の白色の花をまばらにつける。5個の花弁の先は2深裂する。

  • 分布・生育地 :
     帰化(ヨーロッパ原産)
     北海道〜本州(中北部) (国外:北アメリカ、ニュージーランドにも帰化)
     道端、河川敷、空地

  • 花期 :   6〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1992年7月11日  北海道知床半島
     中・全体2 2016年7月24日  群馬県利根郡
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     下左・花 2013年8月23日  北海道釧路市
     下右・葉 2016年7月24日  群馬県利根郡

  • 撮影記 :
     知床半島の海岸で初めて見たときは、イトハコベに似ているものの違い、何の花か分からなかった。
     調べると、北海道を中心に帰化しているヨーロッパ原産の帰化植物とわかった。最近では本州(中北部)にも帰化しているようだ。
     一応全草は撮影したものの、花や葉は撮影しなかった。その後会う機会はなかったが、最近久し振りに釧路や奥利根で出会い花や葉を撮影した。

  • 葉

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カラフトホソバハコベ2

花