ミヤマハシカンボク(深山波干木)

Blastus cochinchinensis


ミヤマハシカンボク1

  • 科名・属名
  • : ノボタン科 ミヤマハシカンボク属

  • 特徴

  •  高さ3mになる常緑低木。
     枝は細く、黄色を帯びた腺毛が全体にある。
     葉は対生し、披針形〜楕円状卵形で、長さ8〜15cm、幅2.5〜5cm。先は尾状に尖り、全縁で5行脈があるが、最も外側の2脈は細くて葉縁に近い。
     花は葉腋に束生し、花弁は白色で4個、三角状卵形で、長さ3mm。雄蕊はピンク色で長さ約4mm、花冠から突き出る。萼筒は円筒状鐘形で長さ2〜3mm。
     果実(刮ハ)は壷状球形で、長さ約3mm。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島以南)〜沖縄  山地林内

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2012年7月30日 鹿児島県屋久島
     中、下、左右   同 上

  • 撮影記

  •  ノボタン科の花は日本に数種類あるが、どれも南方系で大きく美しい花をつけるものが多い。
     その中でこの花は小さくで地味で、前々から探していたが見つけられなかった。
     2012年、久し振りに訪れた屋久島、以前訪れたいろいろな場所の現況を確認しながら1日を費やした。
     かってダルマエビネを撮影したある沢沿い、間伐されたのかすっかり明るくなっていて、ダルマエビネの株は見当たらなかった。
     シダ類も激減していてガッカリして戻りかけた時、斜面の木本に小さな花みたいなものがついているのに気がついた。
     近寄ってみると探していたこの花、こんな場所でというのとこんな小さいのかという2つの驚きがあった。

    葉

    同じ科の仲間の花
ミヤマハシカンボク2

花