サワオトギリ(沢弟切)

Hypericum pseudopetiolatum


サワオトギリ1

  • 科名・属名

  •  オトギリソウ科 オトギリソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜40cmの多年草。
     茎は叢生し、多数分枝する。
     葉は対生し、倒卵形〜長楕円形で、長さ3〜3.5cm。先は円頭または鈍頭で、基部は狭まって柄のようになって茎につく。葉には多くの明点が入り、ふちには黒点がある。
     花は茎頂や枝の先に集散花序となり、花弁は黄色で径約1cm。花弁と萼片には明点と明線が入る。

  • 分布・生育地

  •  北海道(西南部)〜九州
     山地の水辺や湿地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年8月27日 栃木県日光
     中 2005年8月6日 高知県寒風山
     下 2005年8月27日 栃木県日光

  • 撮影記

  •  加藤教授の説では、従来サワオトギリとされてきたもののうち、北海道から九州の主に日本海側に分布しているものがサワオトギリとされ、富士・箱根から九州にかけての太平洋岸のサワオトギリは、ナガサキオトギリとしている。(神奈川県植物誌2001)
     上と下の写真は日光のある湖沿いで撮影したもので、葉の明点も目立ち本種といえるが、真ん中の個体は四国で撮影したもので、ナガサキオトギリとされるのかもしれない。
     いずれにしても区別の難しい仲間で、分類の考え方も人によって異なることから、お手上げ状態だ。

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サワオトギリ2

花アップ