キビヒトリシズカ(吉備一人静)Chloranthus fortunei |
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草丈30〜50cmの多年草。 短い根茎から数本の茎が直立し、無毛。 葉は輪生状に普通2対(4個)つき、広楕円形〜卵状楕円形で長さ5〜13cm、幅2.5〜8cm。先は短く尖り、縁には鋭い鋸歯がある。 花は茎頂に1本穂状花序を伸ばし、多数の花をつける。花序は約2cm。雄しべは3分岐し、白色の葯隔は長さ8〜12mm、雄しべの内側に4個の黄色の葯がつく。 本州(兵庫、中国地方)、香川、九州北部 山地の林内 2010年4月10日 長崎県 中 2004年5月2日 広島県 アップ 同 上 ヒトリシズカに非常によく似ていて、より花糸が長く、雄しべの基部につく葯は内側につくなどの特徴をよく覚えていても、現地で見るとわからなくなってしまう。 花期もやや遅く、広島県の生育地ではヒトリシズカが終わりかけている頃、やっと咲き始めていた。 この花を見るために2年続けて出かけやっと撮影したが、ここにはシロヤマブキやチョウジガマズミなど珍しい木の花も見られ、楽しい花見行だった。 その後対馬でも出会ったが、ここでは群生することが多く、林縁に何本も白いブラシを上げた塊が所々にあった。 同じ科の仲間の花 |
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