アマニュウ(甘にゅう)Angelica edulis |
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草丈1〜2mの多年草。 茎は中空で直立し、上部で枝を分ける。 葉は1〜2回3出複葉で、小葉は広卵形で長さ10〜20cm、小葉は幅が広く長さとほぼ同じ。頂小葉は3裂する。葉の基部は心形で、葉柄の基部は膨れる。 花は複散形花序で大きさは20cm程度と大きく、白色の小さな花を多数つける。 果実は長楕円形で、両翼は小さい。 北海道〜本州(中部地方以北、大山、石鎚山) 山地、草原 2005年7月23日 長野県八ケ岳 亜高山帯の草原や林縁にはよく似たセリ科の花が色々ある。 花だけを見ているとミヤマシシウドと間違えてしまいそうであるが、大きくて丸みのある小葉を確認できればこの花である。 和名の由来は、食べると甘みがあることから付けられたようであるが、まだ食べたことはない。 同じ科の仲間の花 |