ケチドメ(毛血止)Hydrocotyle dichondrioides |
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匍匐性の多年草。 茎は細く糸状で、節から根を出す。 葉は円状腎形で薄くて光沢がなく、径0.5〜1.5cm。5〜7浅裂する。葉柄と葉裏に白毛がある。 花は葉腋から出た花柄の先に2〜8個つき、帯緑色で小さい。 九州〜沖縄 やや湿った場所 2005年5月2日 鹿児島県奄美大島 下・花 同 上 地面を覆うように生え、花は葉の下に隠れるものが多いこの仲間、立ち止まって見ることもない。ましてや、毛の有無について気にしたこともない。 無毛のチドメグサに対し、葉裏や葉柄に毛が生える本種があることは、HPを立ち上げ種別に再整理を始めるまでついぞ知らなかった。 奄美大島のある沢沿いで撮影した時も、「毛があるorない」は気にしていなかった。同定の際ネガをよく見ると、葉柄に毛があることがわかり本種と判断した。九州から沖縄にかけて分布しているようだ。 同じ科の仲間の花 |