ノダケ(野竹)Angelica decursiva |
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草丈80〜150cmの多年草。 葉は3出羽状複葉で葉柄があり、小葉は長楕円形で深裂し、裏面は白みを帯び、鋸歯は硬い。頂小葉の基部は細くなって葉柄に流れ、葉柄は袋状にふくらむ。 花は枝先に複散形花序となり、暗紫色の花を多数つける。 果実は広楕円形で、長さ4〜6mm。分果の側隆条は広い翼状になる。 稀に白色の花を咲かせるものがあり、 ●シロバナノダケ(f. albiflora)という。 本州(関東地方以西)〜九州 山野 1994年9月2日 大分県由布市 中上・花 1997年9月27日 神奈川県逗子市 中下・花 2014年9月23日 新潟県新潟市 下左・白花 2014年9月13日 熊本県阿蘇 右上・葉柄基部 同 上 右下・葉 2014年9月23日 新潟県新潟市 秋も深まってくると野菊の仲間が目立つが、暗い背景に溶け込んでしまいそうなこの花も同じ頃花を咲かせる。 花の色といい雰囲気といい花シーズンの終わりを感じさせる地味な花である。 花色は蕾の暗紫色が目立つが、咲くと結構白い部分も目立つような花や、稀に白い花もあるようだ。 四国〜九州では同じような花を咲かせるミヤマノダケもあるが、本種は葉の基部が葉柄に流れて翼を作る特徴があるので見分けられる。 同じ科の仲間の花 |
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