シラネセンキュウ(白根川弓)Angelica polymorpha |
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草丈80〜150cmの多年草。 茎は細長く、直立して、上部で枝を分ける。 葉は3〜4回3出複葉、小葉は卵形で長さ3〜6cm。質は薄く、縁には切れ込みにまちまちな鋭い鋸歯があり、裏面は帯白色。葉柄の基部は袋状にふくらむ。 花序は枝先に中型の複散形花序となって多数つき、花弁は白色で広い倒卵形。花柄と小花柄の長さはほぼ同じ。総苞片はほとんどなく、小総苞片は細くて数が多い。 果実は広楕円形で、翼は広くて薄く、分果の背隆条は脈状。 本州〜九州 山地の林縁、日陰 19950年10月7日 東京都三頭山 中・花1 1996年10月13日 長野県小諸市 下左・花2 2013年10月11日 宮崎県延岡市 下右・葉 同 上 シシウドによく似たちょっと高山植物的なイメージのあるこの花、他のセリ科の仲間より花期は遅く、秋も深まった頃低山地の林下でよく見る。 この時期、山はキク科の花が多く、わずかな違いが同定の基準となっているため、違いがわかるように撮るのは苦労する。 そんな時、セリ科でも一見して名前がわかるこの花を見るとホッとする。 同じ科の仲間の花 |
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