トウヌマゼリ(唐沼芹)Sium suave var. suave |
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草丈60〜100cmの多年草。 茎は中空で多数分枝し、6〜7本の稜がある。 葉は羽状複葉で7〜17個の小葉からなり、小葉は線状披針形、長さ5〜10cm。側小葉は無柄で、縁は鋭い鋸歯縁。 花は複散形花序となり、白色で径約3mm。線形の総苞と小総苞があり、萼歯片は目立たない。 果実は楕円形で長さ約3mm。 北海道〜本州 湿地や水辺 2013年8月23日 北海道釧路湿原 中・花、下・葉 同 上 8月も末の湿原は、花も少なないので必然的に観光客も少ない。 それでも、晩夏の頃盛りを迎える地味な花がいくつか咲き、人も少ないので邪魔が入らなくて好都合だ。 セリ科のこの花は、花も小さいうえに白色とあってカメラを向ける人は少なく、撮影していると何を撮っているのか聞かれることが多い。 同じような場所にドクゼリも生えているが、小葉の形が異なるので見分けられる。 同じ科の仲間の花 |
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