ヨロイグサ(鎧草)Angelica dahurica |
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草丈1〜3mの多年草。 茎は太く、基部では7〜8cmもある。 葉は2〜3回羽状複葉で、小葉は長楕円形で細長く、縁はざらつく。 花は枝の先に複散形花序となり、白色の小さな花を多数つける。 本州(中国地方)、九州 山地の草地 2004年7月25日 福岡県北九州市 下・花 2002年7月28日 同 上 高原や高山草原で、一際目立つ壮大な花をつけるセリ科の植物は、本州中部から北海道に種類が多く、西日本中心に分布するという花は少ない。 この花は西日本の花の一つで、夏の花を探しに訪れた北九州のカルスト台地の草原で、存在感を示していた。 よく似たシシウドに比べると、花柄も太くがっしりした感じで、ヨロイ(鎧)と名付けたのもわかるような気がする。 ただ、生育する草原の荒廃や減少により、数を減じてきているのは残念だ。 同じ科の仲間の花 |