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- 科名・属名 : スベリヒユ科 スベリヒユ属
- 特徴 :
草丈5〜10cmの多年草。
茎はやや束生し、疎らに分枝し、緑色。
葉は互生、葉身は狭楕円形〜長楕円状楕円形、長さ3〜5mm。鈍頭で多肉質、緑色。
花は茎頂に1個つき、径約1cm強。花弁は5個で重なり、淡黄色で倒卵形。雄しべは12〜15個と少ないことなどが違いとされた。
2013年、オキナワマツバボタンの変種として発表された。
違いは本種の葉や茎は緑色で赤味を帯びないこと、花が淡黄色でオレンジ色を帯びた濃黄色にならないこと
- 分布・生育地 :
九州・奄美群島(奄美大島、徳之島、加計呂間島) (国外:日本固有) 海岸近くの岩場
- 花期 : 6〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 1994年9月24日 鹿児島県奄美大島 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、下・葉 同 上
- 撮影記 :
奄美大島の海岸の岩場でこの花に出会ったのは午後遅くで、写真のようにすぼみかけていて記録程度に撮影した。
当時はオキナワマツバボタンと言われていて、その後沖縄島で綺麗に開花した花に出会ったので、この写真はファイルケースの中に眠っていた。
2013年、奄美群島のこの花が特徴欄に記したようにオキナワマツバボタンとは違うということで、変種として発表されたことを後日知った。
残念ながら奄美のこの花は撮り直しができていないので、ひとまずその時の写真をアップする。
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