アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)

Viola sororia


プリケアナ

  • 科名・属名
  • : スミレ科 スミレ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     北アメリカ原産の外来種。葉は円形で多数つく。
     花は直径2〜3cmと大きく、プリケアナ(priceana)と呼ばれる花弁が白色で基部が紫色(上の写真)と紫色の花のパピリオナケア(papilionacea)(下の写真)という2つのタイプがある。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(北アメリカ原産)
     路傍や畑の縁

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年4月17日 東京都日野市
     パピリオ 2005年4月17日 東京都多摩市

  • 撮影記

  •  作りやすく花が大きくて多数つくため広く栽培されているスミレで、逸出して道端や畑などで最近よく見かけるのでここでも取り上げた。
     人家近くにあるのはやむをえないと思うが、奥多摩にスミレを撮影にいった際、頂上近くのアケボノスミレの群落の中にプリケアナが咲いていたのにはびっくりした。
     登山者の足に種がついてきたものだと思うが、もし誰かが色々なスミレがあるようにと植えたとしたらもってのほかである。

    同じ科の仲間の花
パピリオナケア